オフィスを新設や移転、リニューアル、増床、レイアウト変更の際には、デスク・チェア、ワゴン、ロッカー、パーテーションなど、多くのオフィス家具を揃える必要があります。また、レンタルオフィスやバーチャルオフィス、サテライトオフィスのように、オフィスのあり方が多様化する中、この記事では最近注目されている「オフィス家具レンタル」のメリットとデメリットを詳しく解説します。
この記事を参考にして、経費を抑えつつオフィスを機能的にデザインすれば、従業員のモチベーションアップにつながるでしょう。
オフィス家具レンタルのメリット
オフィスの新設やリニューアルで、オフィス家具をすべて新調するとなるとビジネスを開始する際にかなりの費用が必要になります。また、コロナの影響や国が推進する「働き方改革」の促進などで、在宅勤務やリモートワーク、サテライトオフィスなどで働く従業員が増えています。このような働き方の変化に伴い、オフィスへ出社する従業員の人数が大きく変動する対応として、オフィス家具の数やレイアウトを柔軟に変更したいというニーズも増加しています。このようなニーズに応えることができるのが、オフィス家具レンタルです。
初期投資が少ない
新しくビジネスを開始するスタートアップ企業などでは、できるだけ初期投資を抑えたいものですね。そんなときには、オフィス家具レンタルがおすすめです。オフィス家具レンタルを利用すれば、オフィスで仕事をするのに必要なデスク・チェア・ワゴンなどを用意する費用を最小限に抑えることができます。たとえば、1セットで5万円ほどのデスク・チェア・ワゴンのセットを30セット購入した場合には150万円の初期費用が必要ですが、レンタルした場合には、1年間のレンタル料がおよそ54万円というレンタル業者もあります。
必要な数・期間だけ借りられる
オフィス家具レンタルならば、必要な数・期間だけ借りられるため、急な人員の増減にも対応しやすいのがメリットです。スタートアップや成長期にある企業には、オフィス家具レンタルはぴったりです。また、リモートワーク・在宅勤務を実施する際に自宅で仕事をするためのオフィス家具をそろえるときは、レンタルがおススメです。
自宅にデスク・チェア・ワゴンなどの仕事をするために必要な家具がない従業員の家へ、レンタルしたオフィス家具を直接配送してもらったり、勤務形態が変わってオフィス家具が不要になれば自宅から直接レンタル業者へ返却したりすることもできます。
不要になったら返却できるので処分不要
オフィス家具を購入した場合には、不要になったときの処分のことも考えなければいけません。廃棄する量が多い場合は、業者に頼んで引き取ってもらう必要があり、余計なコストがかかります。一方、レンタルであれば不要になったオフィス家具は返却するだけなので、費用もかからずとても簡単です。
サテライトオフィス・テレワークでも使える
従業員の通勤負担軽減のためにサテライトオフィス（小規模オフィス拠点）を設置する際や、コロナ禍のような事態に対応するためにテレワークを推進する場合にも、オフィス家具レンタルは役に立ちます。リモートワーク用に働きやすいワーキングチェアを従業員に貸与するなど、福利厚生としても使えます。
デザインにこだわったおしゃれな家具を選べる
最近は、おしゃれなデザインの「デザイナーズ家具」をレンタルしてくれる業者もあります。会社のイメージに合ったオフィスのコーディネイトを提案してくれたり、レンタルしたオフィス家具が気に入ったら購入したりすることもできます。おしゃれなデザインのオフィスをつくることで従業員のモチベーションも向上するでしょう。
オフィス家具レンタルのデメリット
今までは、オフィス家具レンタルのメリットについて紹介してきましたが、ここではオフィス家具レンタルを利用する際のデメリットについても見ていきたいと思います。メリットとデメリットの両方を理解したうえでオフィス家具レンタルを利用すれば、失敗を未然に防ぐことができるでしょう。
ラインナップに限りがある
レンタル業者が扱うオフィス家具レンタルのラインナップには限りがあるため、借りたいオフィス家具が必ず借りられるわけではありません。オフィスに統一感を与えるために、同じ型のデスクとチェアで揃えたいと思っても、同じ型のレンタル品が大量にないときには、ある程度は妥協せざるを得ないこともあります。
最終的に購入より高くなることも
オフィス家具をレンタルした場合、レンタル料金を月額で払う以上、長期間にわたりレンタルし続けると一括購入する費用を上回ってしまうこともあります。必ず長期間使うことがわかっている場合には、一括購入の方が最終的に支払う総費用は安くなります。ただし、購入したオフィス家具は会社の資産になるので、経費として処理することができるオフィス家具レンタルの経理上のメリットも考慮する必要があります。
オフィス家具のリースとレンタルの違い
一般的にリースは長期契約を前提としていて、中途解約ができません。そのため長期間リース契約をしていると一括購入よりも割高になる可能性が高いといえます。一方、レンタルの場合には、必要がなくなればいつでも返却することができますし、不足があれば補充することも可能です。事業規模の拡大・縮小により人員の増減が予想されるような比較的短期間のプロジェクトや、新商品の開発が終了したら解散するような部門などでは、リースよりも融通がきくレンタルでオフィス家具を調達することをおすすめします。
オフィス家具レンタルならAQレント
オフィス家具レンタルをお探しなら、AQレントのオフィス家具レンタルをおすすめします。限られた予算の中で初期費用を抑えながらオフィスデザインにこだわりたい方には特におすすめです。さまざまな家具の中から企業コンセプトに合ったオフィス家具をレンタルすることができますよ。
また、移転の際に問題となる家具の処分も、レンタルなら返却するだけで済むのもメリットです。オフィスリニューアルや移転、縮小、新規開設などを検討の際には、費用や処分の手間を抑えられるレンタル家具を利用してはいかがでしょうか。
