オフィスづくり

業務用加湿器とは? 選び方や加湿方式のおすすめを紹介

業務用加湿器の選び方や加湿方式のおすすめ

乾燥やウイルス対策としてなくてはならない加湿器。冬場は特に空気も皮膚も乾燥しがちで、またインフルエンザなど感染症の流行もおこるため室内を十分に加湿しておくことが望まれます。家庭での使用も普及していますが、人が多く集まる店舗やオフィスでの導入も加湿器は注目されています。

室内の空気を加湿し適切な湿度を保ってくれる加湿器ですが、広いオフィスや施設では家庭用の加湿器ではパワー不足になってしまいます。そういった場所では、広い空間でも効率よく加湿できるハイパワーの業務用加湿器を検討してみてください。

今回は、業務用加湿器の特徴や、加湿方式の違い、選び方のポイントを解説していきます。

オフィスや店舗、施設の湿度調整に便利な業務用加湿器

家電量販店などで普段よく目にする家庭用の加湿器の(加湿量)一時間あたりの加湿できる量は、200ml~500ml程度のものが多いでしょう。リビングや寝室といったパーソナルな空間の加湿であれば、これで十分な加湿能力です。

オフィスや店舗など面積が広く天井が高い空間を加湿するための業務用加湿器は、加湿量が少なくても1000ml以上という大容量の機種が販売されています。パワーも強く、スピーディに広い空間を加湿してくれますが、その分本体サイズも大型になっています。

また、業務用加湿器の中でも比較的コンパクトなものは数万円で購入できますが、高性能・大容量なタイプになると10万円以上の製品も多くあります。高価な買い物なので、選ぶ際は使う環境に適しているかしっかり検討してから決めると良いでしょう。

家庭用加湿器との違いは? 業務用加湿器の加湿方式

加湿器を選ぶうえで重要なポイントとなるのは、加湿方式です。家庭用加湿器と同じ「気化式」「スチーム式」「ハイブリット式」などの加湿方式もあれば、大型の業務用ならではの加湿方法もあります。

加湿方式によって消費電力やメンテナンス性、加湿力などが違ってくるので、目的に合った加湿方法を選択することが重要です。

ここでは業務用加湿器の主な加湿方式について、それぞれのメリット・デメリットなどとともに特徴を紹介していきます。

気化方式

気化方式は、消費電力が低く、熱くならないため安全性が高い加湿方式です。水を含ませたフィルターに風を当てることで水分を気化させ、室内を加湿します。

ヒーターなど熱源を使用しないので電気代が安く済みますが、加熱しないことでカビなど雑菌が繫殖しやすいデメリットがあります。そのため、こまめに掃除やメンテナンスをすることが必要です。

浸透膜方式

気化式の雑菌が繁殖しやすいというデメリットを克服した加湿方式が、浸透膜方式(透湿膜方式)。水蒸気のみを通す浸透膜に水を含ませ水蒸気を放出し、流した空気を加湿する仕組みです。

低消費電力なのに加えて雑菌などの不純物は浸透膜を通過しないため、清浄な空気で加湿できるメリットがあります。ただし、定期的にこの浸透膜を清掃する必要があり、お手入れの手間はかかります。

蒸気方式

加湿能力が高く、家庭用加湿器でも多く採用されている蒸気方式(スチーム方式)。内蔵されたヒーターで水を沸騰させ、発生した蒸気で加湿をおこないます。

加熱することで雑菌などが繫殖しづらく衛生面でメリットがあります。一方、熱を利用するため消費電力が大きい点と、蒸気の吹き出し口が高温になるため小さな子供やペットのいる環境では不向きな点がデメリットとしてあります。

水噴霧方式

加湿能力が高く消費電力も比較的安価に抑えられる加湿方式である水噴霧方式。水に超音波を当て小さな粒子に変え拡散させる超音波式や、加圧した水をノズルから霧状に散布する高圧スプレー式などがあります。

熱を使用しないため雑菌が繁殖しやすく定期的なお手入れが必要な点と、水に含まれるミネラルも噴霧してしまうため周囲が白く汚れる場合がある点は注意が必要です。

ハイブリッド方式

それぞれの加湿方式の欠点を補うように組み合わせたハイブリッド方式。「蒸気方式+気化方式」や、「蒸気方式+超音波方式」などがあります。

ハイブリッド式は雑菌の繁殖も抑えつつ加湿力も高く効率的に室内を加湿することができます。ただし、本体価格や電気代は高額になりがちです。

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業務用加湿器の選び方

オフィスなど広い空間を加湿するためには必須の業務用加湿器。あまり馴染みがない分、どのように選べばいいのか難しいですね。そこで最後に、業務用加湿器の選び方について解説していきます。

部屋の広さやサイズ、メンテナンスのしやすさなど、いくつかのポイントをおさえておくことで、自社に適した加湿器を選択することができます。

加湿する部屋の広さと加湿能力で選ぶ

広範囲を加湿する業務用加湿器は、加湿能力の幅もとても広くなっています。

加湿量の多いハイパワーな加湿器はその分高額で電気代などコストもかかりますし、加湿をしすぎると結露が発生し、ほかのオフィス機器に被害が出るおそれがあります。使う部屋の広さに応じた加湿量の製品を選ぶようにしましょう。

業務用加湿器のサイズで選ぶ

業務用加湿器はパワフルな分、家庭用加湿器に比べサイズも大型になっています。100㎡以上の空間を加湿する産業用加湿器などは、吊り下げ式や天井埋め込み式など大掛かりなものもあります。

加湿能力が高いからと必要以上の大型タイプを購入してしまうと、置く場所に困ることにもなりますので注意しましょう。事前に設置場所のサイズを測ってから選ぶようにしてください。

また、頻繁に給水することが困難な場所に設置する場合は、タンク容量の大きい製品がおすすめです。業務用にはホースで水道と直結できる加湿器もあるので、条件次第ではそれも選択肢に入ってくるでしょう。

お手入れ・メンテナンスのしやすさで選ぶ

忙しい業務の合間に加湿器のお手入れをする必要があるため、できるだけ掃除やメンテナンスの楽なものを選ぶようにしましょう。フィルターの交換の必要性・交換頻度・着脱が容易にできるかなど、お手入れのしやすさも重要なポイントです。

小型の加湿器を複数台設置して加湿をすることもできますが、その分お手入れの手間が2倍、3倍に増えてしまいます。加湿量の多い大型の業務用加湿器にすることで、手間の軽減にもつながります。

掃除の手間を減らしたい場合は、蒸気方式の製品を選ぶと雑菌が繁殖しづらくおすすめです。メンテナンスが面倒な場合は、レンタルを活用すると手間なく加湿器の導入がおこなえます。

業種に合った加湿方式で選ぶ

業務用加湿器といっても用途は幅広く、業種によって適した加湿方式は変わってきます。

例えば保育園や学習塾など教育施設は、小さな子供が触れる可能性があるため熱くなる蒸気方式は注意が必要です。

医療機関や福祉施設では抵抗力の弱い患者やお年寄りも多いため、気化式などカビや雑菌の繁殖するおそれがあるタイプより、蒸気方式やハイブリッド方式が適しています。また、除菌機能や空気清浄機能のついた製品などもおすすめです。

美術館・博物館・工場など収蔵品や商品を扱う施設では、水やミネラルの白い粉などが付着してしまう可能性のある水噴霧式は避けた方が良いでしょう。

詳しくはコチラ

給水タンクの容量やフィルター掃除もチェックしておこう

多くの人が集まるオフィスや店舗などの施設こそ、乾燥やウイルス対策として加湿器の導入が必要とされています。高さも面積もある広い空間の湿度を適切に保つには、業務用加湿器によるパワフルな加湿がおすすめです。

本記事を参考にして、業種や場所ごとに最適な加湿器を選んでみてください。給水やお手入れが従業員の負担にならないか、しっかり確認して製品を選択することが大切です。

価格が高くメンテナンスも大変な業務用加湿器は、レンタルでの導入もおすすめです。大型なため、使わない期間の保管場所が不要になるメリットも大きいですよね。

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