オフィスの新設やリニューアルを考える際、ポイントとなるのがオフィスデスクの選び方です。以前は無機質な事務机を並べるのが一般的でしたが、最近はオフィスのおしゃれなコンセプトに合わせて、各社工夫をしています。
オフィスデスクの色はオフィスのイメージに大きな影響を与えますので、慎重に選ぶ必要があります。そこで今回はおしゃれなオフィスデスクの選び方とオフィスデスクに置きたいおしゃれな小物などをご紹介していきます。
コンセプトと色味の統一を意識する
まず、オフィスデスクを選ぶ際はオフィス全体のレイアウトやカラーと統一することが大事です。
- 柔らかい木目調
- シンプルな白
- シックなダークブラウン
など、天板の色ひとつとっても大きく変わります。オフィス全体のコンセプトとカラーを定めれば、おのずとオフィスデスクのデザインも決まってくるでしょう。
また、最近はオフィス自体も働き方に合わせて変化しつつあります。リモートワークが普及したことで、座席の固定をしないフリーアドレス制を導入する企業も増えています。そのため、必ずしも以前のように1人につき1つのデスクが必要ではなくなりました。フリーアドレスの場合は長机や大きなフリーアドレスデスクを共有するかたちがおすすめです。
オフィスのコンセプトや機能性を見通したうえで、必要なデスクを選定しましょう。
オフィスデスクのタイプを知る
片袖机・両袖机
一般的な事務机で、書類などを保管する引き出し・収納スペースが付いているタイプです。「袖」とは収納スペースのことで、収納スペースが片側のみに付いているタイプが片袖机、両側に付いているタイプが両袖机と呼ばれます。
平机
「袖」が付いていないタイプのオフィスデスクは平机と呼ばれます。最近はオフィスのペーパーレス化やフリーアドレスの推進により、収納スペースのないシンプルな平机の需要が増えています。おしゃれでシンプルなデザインのものも増えているので、おしゃれなデスクをお探しの方にもおすすめです。
長机・フリーアドレスデスク
複数人でシェアして使うタイプのデスクが長机、またはフリーアドレスデスクです。大きなフリーアドレスデスクはケーブルを通すための配線ボックスが付いているものが多いです。
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スタンディングデスク・昇降デスク
最近は健康のため、立ちながら仕事をする人も増えてきました。そんな人におすすめなのが、スタンディングデスクです。高さを自由に変えられる昇降デスクも人気です。
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オフィスデスクの横幅はどれくらい?
オフィスデスクの横幅としては100cm~120cm程度が一般的と言われています。役職者向けのものはもう少し横幅が広く、140cm~180cmが多く選ばれます。奥行は70cm、高さは72cmが一般的なサイズです。PCやモニターを置いても十分なスペースが確保されているかを確認しましょう。
また、固定電話や紙の書類を置くスペースが必要な従業員には大きなデスクを用意するなど、業務内容に応じて選定するのがポイントです。
設置スペースと使用する人数を確認
大まかにデスクの大きさやタイプを選んだら、上面図を書いて設置スペースや通路幅、デスクごとの間隔を確認しましょう。
座面の後ろに壁がある場合は、デスクとの間隔を120cm以上開けておくと、十分な通路幅を確保でます。多くの人が通ることが想定される通路はさらに通路幅を確保しておきましょう。
リモートワークを導入している企業は、固定座席のデスク数は少なめにして、その分フリーアドレススペースを広めにとるなど、働き方に合わせて柔軟に設計しましょう。設置スペースと使用人数に合わせたデスクを選び、オフィス全体をレイアウトすることで、オフィスで快適に過ごせるようになります。
デスク回りの小物はシンプルかつおしゃれに
あわせて、デスク回りに置きたい小物についても解説します。快適でおしゃれなオフィスづくりの参考にしてみてください。
ノートPCスタンド
ノートPCを立てたり、画面やキーボードの角度をつけられるノートPCスタンド。見た目もおしゃれですし、目線が上がることで姿勢改善や肩こりの軽減など、健康にも効果があります。
スマホスタンド・タブレットスタンド
同様に、スマホやタブレットのスタンドも人気。細かいガジェットはスタンドを使って立てかけておくことで、業務効率も上がり、見た目もすっきりするのでおすすめです。
アクリル小物スタンド
ペンやメモ、ノートなどの小物をまとめておくなら、アクリル小物スタンドがおすすめ。アクリル製のシンプルなデザインで、小物が散乱しがちなデスクの上をすっきりまとめることができます。
パーテーションやワークブース導入もおススメ
オフィスデスクを折りたたみ可能なパーテーションで区切ったり、集中できる「ワークブース」を設置するのも最近のトレンド。パーテーションを設置することで業務効率がアップすると注目されています。また、リモート会議を実施する際も、ワークブースがあれば音量や周囲の目を気にすることなく、会議に集中できます。
仕事に集中できるスペースと従業員同士でコミュニケーションをとるためのスペースを区別するのが、快適なオフィスづくりのポイントです。
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