オフィスづくり

オフィスにおすすめのデスクは? 両袖机、片袖机、平机どれがよい?

オフィスのデスクは両袖机、片袖机、平机のどれがよい?

オフィスレイアウトの基本となる机(デスク)。デスクはオフィス全体のイメージを大きく左右するうえ、使い勝手も非常に大事です。オフィス用のデスクには袖机や平机などの種類があります。

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袖机とは?

そもそも袖机とは、オフィスデスクの一種で扉の付いた収納や引き出しのあるデスクのことを指します。この場合、袖とは収納や引き出しのこと。袖机は収納スペースが付いているため、大量の書類や資料の保管に便利です。オフィス用の事務机としては一般的な、昔ながらのタイプと言えます。

片袖机

片袖机は片側にだけ袖、つまり引き出しの付いているタイプのデスクです。事務机というと、このタイプを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。便利な片袖机ですが、重心が片方に偏る性質があるため、デスク自体が変形する危険性があります。

両袖机

両袖机はデスクの両側に引き出しが付いているタイプです。収納力には優れていますが、その分、サイズが大きく重量も重いので注意する必要があります。特に、オフィスのスペースに余裕がない場合はレイアウトを考えなければなりません。

両袖机は役職者が使うことが多いのも特徴です。高級感のある両袖机はマネジメントデスクや社長机と呼ばれることもあります。

平机

袖が付いていないデスクは平机と呼びます。最近のおしゃれなオフィスではシンプルでおしゃれな平机を導入しているところも多いようです。ペーパーレス化やデジタル化が進み、資料を保管しておくための引き出しや収納があまり必要なくなったことも大きいでしょう。袖がない分、足元のスペースが広々としていて、窮屈さを感じにくいのがメリットです。

オフィスにフリーアドレス制を導入する際も平机は便利です。収納が必要になった場合は別途サイドワゴンや脇机を使うこともできます。平机は後から拡張がしやすいため、オフィスの開設時はまずは平机を選ぶという人も多いようです。

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サイドワゴン(インサイドワゴン・サイドキャビネット)・脇机とは?

あわせて、サイドワゴンや脇机についても解説します。サイドワゴンとは平机の下に配置して、収納として使うためのワゴンです。インサイドワゴンやサイドキャビネットとも呼ばれます。

脇机は形自体はサイドワゴンに似ていますが、机の横に設置するものです。平机や片袖机の横に設置して収納を付けると共に、机のスペースも拡張することができます。

サイドワゴンと脇机の違いは高さです。脇机は机の横に設置するためのものなので、高さがサイドワゴンより高く、天板もしっかりしています。デスクの横に並べて使うことで机を拡張するイメージですね。

脇机を用意する際は天板の色をデスクの色と合わせる必要があります。また、サイドワゴンはキャスターがついているものが一般的ですが、脇机にはキャスターがついていないものも多くあります。

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その他、オフィスデスクの選び方のポイント

幅・サイズで選ぶ

オフィスデスクの横幅としては100cm~120cm程度が一般的と言われています。役職者向けのものはもう少し横幅が広く、140cm~180cmが多く選ばれます。奥行は70cm、高さは72cmが一般的なサイズです。

業務内容で選ぶ

紙の書類を扱うことの多い部署は袖机がやはり便利です。経理部や人事部門等の管理部門は袖机を選ぶケースが多いようです。反対に、ペーパーレス化が進んでいる部門では平机がおすすめです。

複数のモニターやPCを使用する場合は、デスクの奥行、幅が必要です。できるだけスペースの広いデスクを用意しましょう。ケーブルをまとめるための収納や穴が空いているデスクがおすすめです。

オフィスの広さ、レイアウトや業務内容に応じて最適なデスクを選びましょう。

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