Web商談や電話に集中できるフォンブースとは？ オフィスの防音対策についても解説

テレワークの普及により、Web上で会議や商談を行うことが増えた企業も多いのではないでしょうか。しかし、オンライン会議をするうえで周囲の音が気になるといった経験があるかと思います。また、集中して作業に取り組みたいときや、機密情報を扱うといった場面も出てくることでしょう。

働きやすいオフィスにするために必要になるのが、オフィスの防音対策です。今回はオフィスでできる防音対策や、近年注目を浴びている便利なフォンブースについて紹介します。

うるさくて仕事に集中できない！ オフィスの音問題とは

話し声、パソコンの操作音、コピー機などの電子機器の動作音、足音。オフィスでは様々な人が働いているため、ほぼ常に何らかの音が発生します。多少の話し声や作業音程度なら気にならなくても、あまりにひどい騒音では、集中力を欠いてしまいます。

電話をしていても周りがうるさくて相手の声が聞こえないとなると、仕事に支障をきたすこともあります。その状況が続けば社員のストレスが溜まり、作業効率も悪くなってしまうことでしょう。特に社員同士のコミュニケーションを重視したオープン型オフィスの場合、音問題は生産性に大きな影響を与えるおそれがあります。

働きやすいオフィスにするための防音対策

作業効率や社員のモチベーションにも大きくかかわってくる音問題ですが、働きやすいオフィスにするためにはどうすれば良いのでしょうか。ここからは、オフィスでできる防音対策を紹介します。

オフィスのレイアウトを見直す

最初に検討するべきなのは、オフィスのレイアウトを見直すことです。会話をする場である会議室を執務室から離すことで、話し声や作業音が気になりにくくできます。また、応接室を離れた場所に設置すれば、外部への機密情報の漏えいを防止する効果もあります。

パーテーションや防音パネルを活用する

執務室におすすめなのが、パーテーションや防音パネルの設置です。フロア内のレイアウトを変更することなく防音対策ができます。また、壁面に防音パネルを貼れば、周囲に音が漏れるのを防ぐことが可能です。応接室や会議室に活用すると良いでしょう。

フォンブース（電話ブース）を設置する

フォンブースとは、オフィス内に設置するタイプの個室空間です。工事の必要がなく、手軽にスペースを確保することができます。遮音性が高いので、周囲に音が漏れにくくなっています。電話だけでなく、作業をしたり、Web会議を行ったりすることもできます。1人用から4人用まで、様々な種類があるのも特徴です。

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フォンブースを会社に導入するメリット

フォンブースには企業にとって嬉しいメリットが多くあります。

• 防音性に優れている
• 会議室不足の解消
• 設置、移動が簡単
• 場所を取らないので、複数設置できる
• 機密情報を守りやすくなる

最大のメリットはやはり防音性に優れている点です。静かで作業に集中しやすい環境を作ることができます。また、会議や商談の内容が外部に漏れず、機密情報を守ることも可能です。工事の必要がないところも嬉しいポイントです。

ほかにも省スペースで簡単に設置ができるため、必要に応じてレイアウトの変更や増設も容易です。テレワークの普及により近年問題になっている、会議室不足の解消にも繋がります。

電話やWeb商談に適したブースの種類とは？

作業ブースは形によって3つの種類に分けることができます。また第4の選択肢として、電話をすることに特化した壁掛け型のテレフォンブースも存在します。

それぞれ特徴や値段が変わってきますので、導入したいシーンやオフィスの状態に合わせて、最適な商品を選びましょう。

クローズ型ワークブース

床、天井、前後左右の壁がすべて囲われているワークブースで、フルクローズ型とも呼ばれます。3タイプの中で最も防音性に優れ、重要な会議や商談に適しています。

セミクローズ型ワークブース

クローズ型のワークブースと似ていますが、天井やドアが付いていないなど構造が簡略化されたタイプです。防音性能や機密保持という観点ではクローズ型に譲りますが、サイズ・価格・使い勝手などのバランスが取れています。

オープン型ワークブース

3つの面に壁があり、1面はオープンになっているタイプです。他の2種類に比べて低コストで手軽に導入できます。防音性が低めのため集中力を要する作業、重要な会議・商談には向きませんが、通常のWeb会議ならこれで問題ないという会社も多いことでしょう。低コストで、使用中でも外から声をかけやすい点はメリットと言えます。

壁掛けテレフォンブース

上記の3つよりもさらに簡易的なものが、壁掛け型のテレフォンブースです。壁に取り付けるだけでちょっとした空間を作ることができます。設置した壁に向かって話をすると、囲んでいるフェルトが吸音してくれます。オフィス内で場所をとらず、設置も簡単で安価です。

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働き方改革により作業効率や生産性の向上が求められる今、オフィスの働きやすさは企業にとって重要な課題になっています。テレワークの普及によるWeb会議の増加や会議室不足、社員1人1人の集中力アップなど、防音対策をすることで解消できる問題も多々あります。

コスト面やブースの種類による特徴を比較し、オフィスに最適な個室ブースやテレフォンブースを導入してみてはいかがでしょうか。オフィス改善に役立つ豆知識をお届けしているAQレントでは、ワークブースやオフィス家具のレンタルサービスを提供しています。レンタルを活用すれば必要なときだけ利用できるので、初期費用や処分の手間が省けて便利です。