オフィスづくり

机と椅子の高さはバランスが重要! オフィスデスク・チェアの最適なサイズとは

オフィスに置く机と椅子の最適なサイズ・高さについて解説

高級で大きなデスクや高機能なオフィスチェアなどは、作業しやすい環境づくりや身体にかかる負担の軽減につながります。しかし、セットで考えたときに高さが合っていないと効果が半減してしまうかもしれません。

今回はそんな机と椅子のミスマッチを避けるために、高さのバランスについてご紹介します。自分が使っている机と椅子の高さが合っているかを確認してみましょう。使いにくい場合はどちらかを買い替えることもおすすめです。

机と椅子の高さ、おすすめは?

机と椅子の高さの目安をそれぞれ紹介します。

オフィスデスクの最適な高さ

働きやすいオフィス環境を構築するために最適なオフィスデスクは72cmが主流となっています。デスクの高さを72cmにすることで、引き出しが深くなり、名刺・印鑑などのさまざまな文具・小物が無理なく収納できます。

さらに、机に手を置いたときに上腕部分を垂直に下ろしながら、肘の角度を90度ほど開ける体勢がベストです。机の高さに合わせて椅子の高さを調節し肘が90度を保てるように調節するといいですね。

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オフィスチェアの最適な高さ

椅子の高さは36~45cmが適切と言われていますが、身長や足の長さによって異なる場合があります。判断基準としては、座面奥までしっかりと座った状態で足裏全体が床に接していて、かかとに膝から先の体重が乗っていることです。座面に比べて、膝先が平行あるいは少し高い状態が好ましいです。

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机と椅子の使いやすさに関係する差尺を知ろう

差尺とは、机の天板の高さと、椅子の座面までの高さの差のことです。目安としては、「{(身長×0.55)÷3)}-2~3(cm)」が、パソコン作業における最適な差尺となります。

自分の身長に合った正しい机・椅子の高さ

30代平均身長(男性:171.5cm、女性:158.1cm)を参考に、椅子の座面と机のおすすめの高さを紹介します。人間工学的に優れた高さをそれぞれチェックしていきましょう。
※以下平均身長の小数点を除く。

座面の高さ=身長×0.25

30代男性の場合:171×0.25=42.8(cm)
30代女性の場合:158×0.25=39.5(cm)

机の高さ=座面高+差尺

30代男性の場合:42+29=71(cm)
30代女性の場合:39+26=65(cm)

椅子と机の高さのバランスが悪いことで生じる問題

高さのバランスが崩れることで起こるトラブルをいくつかご紹介します。

肩こり

一日中デスクワークをしていると筋肉が緊張し続け、血流が悪くなり、体が凝り固まってしまいますよね。肩こりのひどい方は特にデスクワークをする机と椅子の高さを見直してみましょう。正しい高さに調節することで姿勢が良くなり、肩こりを軽減させることができます。さらにストレッチを挟みながら肩こりの問題を解消しましょう。

頭痛

肩こりが原因となって頭痛が発生してしまうこともあります。首周りの筋肉が緊張して固くなると血流が悪くなり、首につながっている頭部への血流にも悪影響があるのです。

また、スマートフォンやパソコンは液晶画面から強い光を発しているため、長時間使用することで偏頭痛を起こす可能性があります。首が前に出たり猫背になったりするなど、姿勢が悪くならないように最適な椅子と机の高さにしましょう。

足のむくみ

オフィスワークによる足のむくみはリンパの流れが滞ることが原因です。椅子の座面が高すぎてかかとが浮くなんてことがないように、足の裏をぴったりとつけて、お尻や太ももを圧迫し続けないように気をつけましょう。また1時間に一度は立ち上がったりするか座ったまま足首を回したりして、足全体の血液の循環を良くすることで足のむくみを軽減させましょう。

オフィスチェアの高さももちろん大切ですが、素材や機能にこだわるのもよいでしょう。フットレスト付きのモデルを選べば足を載せるだけで、足に溜まった血液を心臓に押し返す力を高めることが可能です。

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高さが合わないときの解決方法

もし自分が使っている机と椅子が合わない場合どうすればいいのでしょう? 高さを調整したり、どちらかを買い替えたりすると快適な環境が整い、より仕事がはかどるでしょう。

フットレストを使う

足の裏全体が床にぴったりとつかない場合は血行不良を引き起こし、むくみの原因になります。そんな時はフットレストを使って足裏全体がつくようにしましょう。デスクワーク特有の足の疲れも軽減できます。

スタンディングデスク(昇降式デスク)を使う

昇降式デスクなら人の身長に合わせて高さが調節できるだけでなく、立った姿勢でも作業をすることができます。また、昇降式デスクの中にも天板の角度を調整できる種類もあり、首が起き上がって視線も上がりやすくなるため正しい姿勢で作業ができます。

座布団やクッションを使う

高さを調整する方法は、薄めの座布団やドーナツ型の円座クッションがおすすめです。特に円座クッションは高さの調整だけでなく骨盤矯正を考慮して作られているので、腰痛持ちの方や姿勢の悪い方にもおすすめしたいアイテムです。

全体のバランスが大切! まずは自分に合った机と椅子のサイズを確認しよう

自分の身長に合わせて机や椅子の高さを選んでいる方はかなり少ないかと思います。デスクワークでの疲労は姿勢やスマートフォン・パソコンによるブルーライトだけが原因ではないかもしれません。

個々の機能だけで選ぶのももちろんよいですが、机と椅子のセットでの使いやすさを選ぶのがポイントです。オフィス家具は健康維持だけではなく、仕事の生産性にもつながるので正しく選ぶようにしましょう。

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