ダイキンの空気清浄機は、独自の技術で開発された「ストリーマ」が搭載されていることで有名です。花粉やPM2.5をはじめ空気中のウイルスやニオイ菌にも効果を発揮し、室内環境をクリーンに保ってくれます。
ストリーマの機能に加えて、加湿や除湿の機能を搭載したモデルもあり、季節を問わず使用できる空気清浄機として人気です。今回は、ダイキンのストリーマの特徴や、オフィスに設置する際の空気清浄機の選び方、おすすめのモデルを紹介します。
ダイキン独自の技術「ストリーマ」とは
ストリーマとはプラズマ放電を意味します。ストリーマから放出された高速電子により、空気中の窒素や酸素が衝突や合体を行った結果、有害物質に対する分解力を持つ4種類の分解素が発生。新たに生み出された分解素により、有害物質を分解する仕組みです。
例えば、外出時に服や体に付着した花粉や、排気ガスなどの有害な成分、またPM2.5などの粒子を分解・除去。空気中に浮遊しているウイルスやカビ菌などの有害物質にも高い効果を発揮するとされます。
臭いの原因となる菌を分解
プラズマ放電の技術を応用したストリーマは、発生させた分解素によって空気清浄機内の菌や微粒子に作用します。
具体的にはストリーマを空気清浄機内部の集じんフィルターに照射することにより、菌などを分解して抑制。強力な分解力によって、微細なニオイの原因菌も元から断つことができます。
梅雨の時期のカビもストリーマで抑制
ストリーマ空気清浄機は、梅雨時のカビにも大変有効です。もともと室内の空気中にはウイルスやカビ菌などの物質が多数浮遊しています。
特に、梅雨時には浮遊するカビ菌が一気に増加。さまざまなものにカビが生えやすくなったり、健康被害につながったりといった悪影響が考えられますが、ダイキンストリーマ空気清浄機なら、こうした梅雨時のカビ菌にもパワフルに作用します。
アクティブプラズマイオンでより空気を綺麗に
ダイキンの空気清浄機はストリーマに加え、「アクティブプラズマイオン」の技術でも知られています。
アクティブプラズマイオンの仕組みとして、まずはプラズマ放電によりイオンが空気中に放出されます。次にイオンが空気中の成分と合体し、酸化力の強い活性種を生成。
活性種が浮遊するカビ菌などの表面につき、空気中でタンパク質を酸化分解。この働きにより、空気をきれいな状態にしてくれる仕組みです。
ダイキンの空気清浄機は、放出される「アクティブプラズマイオン」と吸収して分解する「ストリーマ」のダブルの力で、クリーンで快適な室内空間の実現が期待できます。
ストリーマ搭載の製品はさまざまな場所で大活躍!
ダイキンが誇るストリーマの技術が搭載された製品は、家庭用だけでなくさまざまな場所で活躍中です。
レストランやカフェなどといった飲食店、またオフィスや研究・教育機関、クリニックや病院などといった医療の現場などでも、その高い技術力が評価されています。
オフィスに設置する空気清浄機の選び方
オフィスに適した空気清浄機を選ぶ際は、機能と適用床面積に着目しましょう。ここではたくさんの種類の中から、オフィスに最適な空気清浄機を選ぶポイントをご紹介します。
加湿・除加湿機能付きなら年中使える
空気清浄機を選ぶ際の最初の確認事項は、「空気清浄機を単体で使用するか」「加湿や除湿といった機能も持ち合わせているモデルを選択するか」というポイントです。
空気洗浄機には大きく分けて、空気洗浄機単体で使用するものと、加湿機能付きのもの、またオールシーズン使用可能な除湿と加湿機能付きのものが存在します。
付加機能の有無が価格を大きく左右するため、予算や自社オフィスで想定される使い方と照らし合わせながら、機能付きモデルを比較するのがおすすめです。
オフィス空間に合った適用床面積で選ぶ
家庭用と違い、広さのあるオフィスでは空気清浄機を選ぶ際に製品の適用床面積には十分注意しましょう。
例えば、ダイキンの空気清浄機は40、55、70と型番によって3種類に分けられています。40の型番は19畳まで、55の型番は25畳まで、70の型番は31畳までが適用床面積です。
型番の数字が大きくなるほど出力が上がることを意味します。脱臭や有害物質の分解に対する能力も、大きいもののほうが高くなります。例えばオフィスのニオイを効率よく除去したい場合は、使用する部屋の畳数が小さくても上位モデルを選択することが推奨されます。
ダイキンの業務用ストリーマ空気清浄機のおすすめ
ダイキンの業務用ストリーマ空気清浄機の中で、特にオフィスでの使用におすすめの2つのモデルをご紹介します。
ストリーマ空気清浄機 ACEF12X
ストリーマ空気清浄機ACEF12Xは、強力な集じん・脱臭機能でオフィスなど人が多く集まる広い場所に適したモデルです。
「ストリーマユニット」「ハイメッシュプレフィルター」「静電HEPAフィルター」「ストリーマ脱臭触媒」の4層構造によるパワフルな吸引力により、1台で最大88㎡の空間に対応可能な点が魅力です。
UVストリーマ空気清浄機 ACB50X
UVストリーマ空気清浄機 ACB50Xは、特に脱臭機能に優れたモデルです。
フィルターには強力な脱臭力と集じん力を併せ持つ「静電気HEPAフィルター」が搭載され、花粉やPM2.5などをはじめ、タバコやペットのニオイなどまでしっかりと分解できます。
オフィスの空調を見直すならストリーマ搭載エアコンもおすすめ
ダイキンの空気清浄機は、有害物質に高い効果を発揮する「ストリーマ」技術と「アクティブプラズマイオン」の技術を搭載しているのが特徴です。加湿や除湿機能が加わったモデルも存在しており、オールシーズン活用できる点が魅力。
さらに利便性を重視する方は、専用アプリでスマホから操作できる製品も多数ラインナップされています。本文でご紹介した選び方を参考に、ぜひ自社のオフィスに最適なアイテムを見つけてみてください。
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